2月6日(日)に北京2022オリンピック フリースタイルスキー・女子モーグルが中国張家口(ちょうかこう)ゲンティンスノーパークで予選2回目・決勝が行われました。
予選2回目の冨高日向子選手は落ち着いた様子で17番目にスタートし、多くの選手が第1エアーでバランスを崩すコースの中、得意のコーク720、第2エアーのバックフリップを決めて5位となり準々決勝に駒を進めました。
準々決勝は5番目でスタートし、第1エアーでは大技のコーク720で果敢に攻め、難しいコースを滑りきりました。しかし、得点が伸びず、19位となり準決勝には進めませんでした。これで冨高選手の初のオリンピックの試合をすべて終えることとなりました。
試合後のインタビューでは「予選より第1エアーでは修正して良い方だった。ミドルも悪くなく下まで降りてこられたので自分の中ではいいランができたと思っていました。ただ、点数がそれほど伸びなかったので少し悔しい思いはあったのですが思いっきり楽しんで滑ることができてよかったです。ここまでとても長かったですが、いざ始まったらあっという間に終わってしまって、少し悔しい思いもありますが、初めてのオリンピックとても楽しめて終わることができてよかったです。応援ありがとうございました!」と悔しさをにじませながらも笑顔で夢の舞台オリンピックを振り返っていました。
モーグル女子日本選手の結果は川村あんり(日体大桜華高)が5位、星野純子(リステル)が13位、住吉輝紗良(日大)が15位、冨高日向子(多摩大)が19位となりました。
オリンピックという夢の舞台で自分の滑りを見せた冨高選手の姿に勇気づけられ、そして感動しました!
冨高選手、日本チームの皆さん本当にお疲れさまでした!
3月からワールドカップが再開されます。
引き続き応援よろしくお願いします!
以下のページで予選2回目・決勝1回目の試合・インタビュー映像がご覧いただけます。
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【写真】モーグル女子日本代表4人の集合写真(朝日新聞)
【写真】女子モーグル決勝、冨高日向子の1回目のエア(朝日新聞)
【写真】モーグル女子予選を終え、笑顔を見せる冨高日向子(朝日新聞)